ヴェトモン

VETEMENTS

2014年、デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が弟のグラム(Guram)とともに「ヴェトモン」を設立。

ヴェトモンについて

ヴェトモン(Vetements)はフランスのファッションブランド。メンズ・ウィメンズともに展開。

デザイナーは、メゾン マルジェラ(Maison Margiela)やルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、バレンシアガ(BALENCIAGA)、セリーヌ(CELINE)などのブランドでの経験を持つ、ブランド創設者デムナ・ヴァザリアの友人らが務める。なお、デムナ・ヴァザリアは2020年をもってヴェトモンを退任している。

毎シーズンのコレクションにはテーマを定めておらず、むしろ着用する感覚や背景といったリアルタイムな感覚を吸い上げた製作をベースとしている。世界から集めた質の高い素材を使用し、オーバーサイズのフォルムや長くルーズなスリーブ、大胆なグラフィックなどを特徴とするストリート色の強いウェアを展開。

また、ドクターマーチン(Dr.Martens)やリーボック(Reebok)といったブランド、運輸会社のDHLなどと、幅広いコラボレーションを行っていることでも知られる。

ヴェトモンの沿革・歴史

2014年、デムナ・ヴァザリアにより「ヴェトモン」設立。ギャラリーで初のコレクションを発表する。

2015年春夏、パリで初のランウェイショーを発表。

2017年、ヘッドクォーターとデザインオフィスをパリからチューリッヒへと移設。

2019年9月、デムナ・ヴァザリアがヴェトモンを退任することを発表。

2020年秋冬、デムナ・ヴァザリア退任後初のコレクションを発表。

ヴェトモンのデザイナープロフィール

デムナ・ヴァザリアは、グルジア出身のデザイナー。2006年にアントワープ王立芸術アカデミーのファッション科で修士号を取得。2007年に「ステレオタイプス(STEREOTYPES)」東京コレクションでコレクションを発表。2009年よりメゾン マルジェラ(メゾン マルタン マルジェラ)のウィメンズコレクションのデザインを担当。2013年からルイ・ヴィトンでウィメンズのシニア・デザイナーを務め、2015年にはバレンシアガのアーティスティックディレクターに就任。2019年、ヴェトモンからの退任を発表。