ディオール
DIOR
DIORはもともとクリスチャンディオールが始めたブランドというのは皆さん、知っていると思います。
しかし実はクリスチャンディオールのブランド誕生秘話はとんでもないシンデレラストーリーということをご存知でしょうか。
当時メゾン系ブランドで働いていたクリスチャンディオールですが、友達のピエールバルマンに先に独立され自身も独立欲がありましたがタイミングが無くくすぶっていました。
そんな中当時、繊維業界の富豪で有名なマルセルブサックがデザイナーを探しているとのことで面接を受けることにしました。
ここでディオールはブサックとの面接で、自分の考えるファッションについて熱く語り、ブサックの心を射止めます。
当時41歳、全く無名で誰も知らなかったクリスチャンディオールはブサックから600万フラン(現在の価格で6億円)を投資されブランドをスタートさせることになります!
やばくないですか!?無名に6億円とは当時のファッション業界の規模凄すぎです。。。
この破格な投資は瞬く間に世間に広がり無名だったクリスチャンディオールは就任前から一躍時の人となりました。
かくして1947年パリにOPENした〝Christian Dior〟は騒ぎになるほど人が押し寄せる結果となり有名ブランドの仲間入りを果たしました。
クリスチャンディオールが前線で活躍したのはわずか10年しかありませんでしたが(53歳で死去)爆発的な勢いで成長したモンスターブランド、クリスチャンディオールはファッション業界の帝王とまで言われる程の存在となりました。
クリスチャンディオールの後は、様々なデザイナーが就任しましたが間違いなく〝DIOR〟に歴代最高峰の経済効果を与え世の中にもインパクトを与えたのはモード界の帝王エディスリマンが就任した時でしょう。
エディスリマンは低迷していたディオールブランドからメンズラインの〝Dior homme〟を発足させます。
何が世の中にインパクトを与えたのかといえば簡単に言うと今世の中のメンズファッションでは、Tシャツの上に〝テーラードジャケット〟を羽織ったり、〝オールブラック〟で統一させたり、〝スキニーデニムパンツ〟を履いている人って多いですよね?
これらは全てエディスリマンが〝Dior homme〟で作り上げたものといっても過言でもありません!!
当時の流行ファッションはストリートブランド(ルーズスタイル、HIPHOPスタイル)などが主流でしたが〝Dior homme〟の登場で細身のシルエットのファッションはファッション界全体に影響を与え、再度メゾンブランド、ラグジュアリーブランドが注目されることとなりました。
補足 かの有名なカールラガーフェルドはDIORを着たいがためになんと42キロもダイエットしたそうです。
エディスリマンも退任後、当時アシスタントをしていたクリスヴァンアッシュが〝Dior homme〟を引き継ぎます。
クリスヴァンアッシュは歴代のデザイナー達の良さや文化を継承しながら独自のスーツスタイルを中心とした〝Dior homme〟を作り出しました。
クリスヴァンアッシュもまたエディスリマン同様にファッション業界の風雲児の一人でその時代を代表する様々なジャンルからアーティストやバンドマンを自身のキャンペーンに起用したことで知られています。
ファッションアイコンとして注目を浴びた黒人ラッパー、エイサップロッキーを大胆にモデル起用。
クリスヴァンアッシュはファッション業界ではミスターディオールオムと呼ばれ実に10年以上〝Dior homme〟を牽引しました。
就任中の後半にはファッション業界で大流行したダットシューズなど発表し時代に合った新しい〝Dior homme〟を生み出しました。
1章では簡単に〝DIOR〟の遍歴を紹介させて頂きましたが実際に現在の〝DIOR〟は今までとどのくらい違うのかって気になりますよね??
そうです。筆者が皆様に伝えたいことはこの章にあります!!
2019年シーズンよりエディスリマン、クリスヴァンアッシュの後を引き継ぐことになったキムジョーンズ。
今までの〝DIOR〟をどのようなイメージへ変えたのでしょうか?
2-1.ヒットメーカー、キムジョーンズが就任!早速変えた3つの変化
https://www.fashionsnap.com/a
間違えなく〝DIOR〟に変化をもたらしたのはキムジョーンズが就任したことが言えるでしょう。
キムジョーンズといえば2018年シーズンまで〝Louis Vuitton〟でデザイナーをしていたことが記憶に新しいかと思います。
彼の〝Louis Vuitton〟時代の功績と言えば世界に衝撃を与えた〝Supreme〟× 〝Louis Vuitton〟を実現させ、世界からも注目されている国内有名デザイナー藤原ヒロシが仕掛ける〝fragment design〟とコラボレーションなどが挙げられます。
今までメゾンブランドやラグジュアリーブランドがストリートブランドという位置づけのブランドのコラボレーションした事例はなくキムジョーンズという人柄、交友関係から誕生したメゾンブランドデザイナーでは稀な存在なのです。
そんなキムジョーンズ就任後大きな3つ変化がありました。
一つ目は、メンズ、ウィメンズ、フレグランスといったラインを全て一つに統合したこと。
二つ目は、ジュエリーデザイナーにドメスティックブランドのデザイナーを採用したこと。
三つ目は、今までのクラシックなデザインから一転、〝DIOR〟にポップな要素取り入れたこと。
が挙げられます。
それぞれどういった内容なのか紹介させて頂きます。
2-1-1 メンズ、ウィメンズを合体!19春夏シーズンから新章開幕
キムジョーンズ就任後行われた改革として2019年シーズンからメンズラインであった〝Dior homme〟が無くなることとなりました。
ただ無くなることではなくメンズライン、ウィメンズラインは全て一つのものからというキムジョーンズの思いから〝DIOR〟として一つのブランド名として新たに生まれ変わりました。
筆者個人の主観にはなってしまいますが歴史あるブランド名の変更をするということは色々な意味で考え深いなと思います。
僕ら世代を虜にした〝Dior homme〟は無くなってしまいましたからね。。。
発表当時は悲しくもあり、楽しみでもあり複雑な心境でした(笑)
2-1-2・DIORジュエリーデザイナーにアンブッシュ〝YOON〟を任命!
幅広い交友関係でも知られるキムジョーンズだったので就任時に誰とタッグを組むのだろう??と思っていましたがさすがにこのニュース発表を聞いた時、テンション上がりました。
何故なら2000年以降に誕生した日本のブランド、アンブッシュのデザイナーの世界デビューですからね。
もともと2012年にキムジョーンズとアンブッシュのコラボ作品の発表もあり、東京発の〝イケてる〟ブランドとして世界から注目をされていたアンブッシュでしたが、デザイナーである〝YOON〟のDIORジュエリーデザイナーへの抜擢は国内ファッションデザイナーにも大きな希望となったのではないでしょうか。
アンブッシュについて簡単に説明しますと東京らしさをジュエリーデザインに落とし込んだものが多く、今までのアクセサリーでは考えられなかった塗装などを施した商品などがあり遊び心をテーマにMEDE IN JAPANに拘っているブランドです。
ちなみに筆者は今なおコレクションが出るたびにチェックを欠かしていないブランドの一つで学生時代、アンブッシュの[POW!]のネックレスを何個も付けていました。
持っていた方も多いのではないでしょうか?2008年当時発売されたPOW!ネックレス
現在DIORでリリースされた日本人アーティストの空山基とのコラボアクセサリー。
まるで近未来の映画に出てきそうなデザインは今までのDIORでは考えられなかったポップなデザインに仕上がっています。
2-1-3 クラシックからユーモアに。DIORのイメージを一新させたコレクション
今まで〝DIOR〟が築き上げてきた黒を基調としたクラシックなテイストから一変、要所要所にビビットなカラーを取り入れたラインナップはセレブやアーティスト達を虜にしました。
コレクションではラグジュアリーブランドの要素にキムジョーンズならではのストリートブランドのテイストをMIXしどこかユーモアを感じることのできるコレクションとなりました。
キムジョーンズはDIOR自体のブランドイメージを一新し、昔からデザインの再起用、メンズとウィメンズの概念の廃止、ストリート要素×ラグジュアリー要素をMIXさせたデザインの3つを織り交ぜ新たなDIORを形にし再び今後のファッション業界では目が離せないブランドへと進化させることに成功しました。
しかし実はクリスチャンディオールのブランド誕生秘話はとんでもないシンデレラストーリーということをご存知でしょうか。
当時メゾン系ブランドで働いていたクリスチャンディオールですが、友達のピエールバルマンに先に独立され自身も独立欲がありましたがタイミングが無くくすぶっていました。
そんな中当時、繊維業界の富豪で有名なマルセルブサックがデザイナーを探しているとのことで面接を受けることにしました。
ここでディオールはブサックとの面接で、自分の考えるファッションについて熱く語り、ブサックの心を射止めます。
当時41歳、全く無名で誰も知らなかったクリスチャンディオールはブサックから600万フラン(現在の価格で6億円)を投資されブランドをスタートさせることになります!
やばくないですか!?無名に6億円とは当時のファッション業界の規模凄すぎです。。。
この破格な投資は瞬く間に世間に広がり無名だったクリスチャンディオールは就任前から一躍時の人となりました。
かくして1947年パリにOPENした〝Christian Dior〟は騒ぎになるほど人が押し寄せる結果となり有名ブランドの仲間入りを果たしました。
クリスチャンディオールが前線で活躍したのはわずか10年しかありませんでしたが(53歳で死去)爆発的な勢いで成長したモンスターブランド、クリスチャンディオールはファッション業界の帝王とまで言われる程の存在となりました。
クリスチャンディオールの後は、様々なデザイナーが就任しましたが間違いなく〝DIOR〟に歴代最高峰の経済効果を与え世の中にもインパクトを与えたのはモード界の帝王エディスリマンが就任した時でしょう。
エディスリマンは低迷していたディオールブランドからメンズラインの〝Dior homme〟を発足させます。
何が世の中にインパクトを与えたのかといえば簡単に言うと今世の中のメンズファッションでは、Tシャツの上に〝テーラードジャケット〟を羽織ったり、〝オールブラック〟で統一させたり、〝スキニーデニムパンツ〟を履いている人って多いですよね?
これらは全てエディスリマンが〝Dior homme〟で作り上げたものといっても過言でもありません!!
当時の流行ファッションはストリートブランド(ルーズスタイル、HIPHOPスタイル)などが主流でしたが〝Dior homme〟の登場で細身のシルエットのファッションはファッション界全体に影響を与え、再度メゾンブランド、ラグジュアリーブランドが注目されることとなりました。
補足 かの有名なカールラガーフェルドはDIORを着たいがためになんと42キロもダイエットしたそうです。
エディスリマンも退任後、当時アシスタントをしていたクリスヴァンアッシュが〝Dior homme〟を引き継ぎます。
クリスヴァンアッシュは歴代のデザイナー達の良さや文化を継承しながら独自のスーツスタイルを中心とした〝Dior homme〟を作り出しました。
クリスヴァンアッシュもまたエディスリマン同様にファッション業界の風雲児の一人でその時代を代表する様々なジャンルからアーティストやバンドマンを自身のキャンペーンに起用したことで知られています。
ファッションアイコンとして注目を浴びた黒人ラッパー、エイサップロッキーを大胆にモデル起用。
クリスヴァンアッシュはファッション業界ではミスターディオールオムと呼ばれ実に10年以上〝Dior homme〟を牽引しました。
就任中の後半にはファッション業界で大流行したダットシューズなど発表し時代に合った新しい〝Dior homme〟を生み出しました。
1章では簡単に〝DIOR〟の遍歴を紹介させて頂きましたが実際に現在の〝DIOR〟は今までとどのくらい違うのかって気になりますよね??
そうです。筆者が皆様に伝えたいことはこの章にあります!!
2019年シーズンよりエディスリマン、クリスヴァンアッシュの後を引き継ぐことになったキムジョーンズ。
今までの〝DIOR〟をどのようなイメージへ変えたのでしょうか?
2-1.ヒットメーカー、キムジョーンズが就任!早速変えた3つの変化
https://www.fashionsnap.com/a
間違えなく〝DIOR〟に変化をもたらしたのはキムジョーンズが就任したことが言えるでしょう。
キムジョーンズといえば2018年シーズンまで〝Louis Vuitton〟でデザイナーをしていたことが記憶に新しいかと思います。
彼の〝Louis Vuitton〟時代の功績と言えば世界に衝撃を与えた〝Supreme〟× 〝Louis Vuitton〟を実現させ、世界からも注目されている国内有名デザイナー藤原ヒロシが仕掛ける〝fragment design〟とコラボレーションなどが挙げられます。
今までメゾンブランドやラグジュアリーブランドがストリートブランドという位置づけのブランドのコラボレーションした事例はなくキムジョーンズという人柄、交友関係から誕生したメゾンブランドデザイナーでは稀な存在なのです。
そんなキムジョーンズ就任後大きな3つ変化がありました。
一つ目は、メンズ、ウィメンズ、フレグランスといったラインを全て一つに統合したこと。
二つ目は、ジュエリーデザイナーにドメスティックブランドのデザイナーを採用したこと。
三つ目は、今までのクラシックなデザインから一転、〝DIOR〟にポップな要素取り入れたこと。
が挙げられます。
それぞれどういった内容なのか紹介させて頂きます。
2-1-1 メンズ、ウィメンズを合体!19春夏シーズンから新章開幕
キムジョーンズ就任後行われた改革として2019年シーズンからメンズラインであった〝Dior homme〟が無くなることとなりました。
ただ無くなることではなくメンズライン、ウィメンズラインは全て一つのものからというキムジョーンズの思いから〝DIOR〟として一つのブランド名として新たに生まれ変わりました。
筆者個人の主観にはなってしまいますが歴史あるブランド名の変更をするということは色々な意味で考え深いなと思います。
僕ら世代を虜にした〝Dior homme〟は無くなってしまいましたからね。。。
発表当時は悲しくもあり、楽しみでもあり複雑な心境でした(笑)
2-1-2・DIORジュエリーデザイナーにアンブッシュ〝YOON〟を任命!
幅広い交友関係でも知られるキムジョーンズだったので就任時に誰とタッグを組むのだろう??と思っていましたがさすがにこのニュース発表を聞いた時、テンション上がりました。
何故なら2000年以降に誕生した日本のブランド、アンブッシュのデザイナーの世界デビューですからね。
もともと2012年にキムジョーンズとアンブッシュのコラボ作品の発表もあり、東京発の〝イケてる〟ブランドとして世界から注目をされていたアンブッシュでしたが、デザイナーである〝YOON〟のDIORジュエリーデザイナーへの抜擢は国内ファッションデザイナーにも大きな希望となったのではないでしょうか。
アンブッシュについて簡単に説明しますと東京らしさをジュエリーデザインに落とし込んだものが多く、今までのアクセサリーでは考えられなかった塗装などを施した商品などがあり遊び心をテーマにMEDE IN JAPANに拘っているブランドです。
ちなみに筆者は今なおコレクションが出るたびにチェックを欠かしていないブランドの一つで学生時代、アンブッシュの[POW!]のネックレスを何個も付けていました。
持っていた方も多いのではないでしょうか?2008年当時発売されたPOW!ネックレス
現在DIORでリリースされた日本人アーティストの空山基とのコラボアクセサリー。
まるで近未来の映画に出てきそうなデザインは今までのDIORでは考えられなかったポップなデザインに仕上がっています。
2-1-3 クラシックからユーモアに。DIORのイメージを一新させたコレクション
今まで〝DIOR〟が築き上げてきた黒を基調としたクラシックなテイストから一変、要所要所にビビットなカラーを取り入れたラインナップはセレブやアーティスト達を虜にしました。
コレクションではラグジュアリーブランドの要素にキムジョーンズならではのストリートブランドのテイストをMIXしどこかユーモアを感じることのできるコレクションとなりました。
キムジョーンズはDIOR自体のブランドイメージを一新し、昔からデザインの再起用、メンズとウィメンズの概念の廃止、ストリート要素×ラグジュアリー要素をMIXさせたデザインの3つを織り交ぜ新たなDIORを形にし再び今後のファッション業界では目が離せないブランドへと進化させることに成功しました。
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¥ 1,155,000 ¥ 693,000
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SOLD OUT¥ 209,000
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SOLD OUT¥ 137,500
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SOLD OUT¥ 176,000
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SOLD OUT¥ 141,900
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¥ 324,500 ¥ 110,000
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SOLD OUT¥ 143,000
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¥ 143,000
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SOLD OUT¥ 115,500
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SOLD OUT¥ 108,900
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SOLD OUT¥ 88,000
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SOLD OUT¥ 95,700
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SOLD OUT¥ 95,700
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SOLD OUT¥ 330,000